母の作る寄せ鍋は思い出の味

30代後半になる今でもふと食べたくなるのが実家の母が作る寄せ鍋です。

私は普段鍋にする際には鍋スープ(の素)を購入してしまうのですが、母はすべて手作り。とは言っても丁寧に出汁を取ってという面倒なことをするのではなく、昆布やカツオ節で軽く出汁のベースを作った後には鍋の具材をその日の気分で投入するだけのズボラなお鍋なんです。ホタテ、タラエビやカニの脚、鶏の手羽元などと野菜を煮ることで、おいしいお鍋に変化していくのは母のマジックなのでしょうか?私が真似してもなかなかそう思うような味にはまとまらないんですよね。

母のお鍋には鶏団子やイワシなどのつみれが手作りで必ず投入されています。市販のものとは全く違う、素材そのものの美味しさを感じられるまさにおふくろの味。これを食べるといつも子供時代に戻ったかのようなノスタルジックな気分に浸れます。

こんな醤油ベースの母の寄せ鍋の最後は必ず雑炊。美味しいスープとご飯が絡み合い、そこに溶き卵を落とすことでおなかも心も満たされ幸せ気分。近いうちに帰省してお鍋をご馳走になりたい気分になってきました。